交通施設事業は、土木・建築・設備・行政などの各分野が一体となって行います。基本的には土木設計が先行で進められる業務ですが、多岐にわたる分野と協調することが必要な昨今、調整役がプロジェクトの結果を左右する事も多いのではないかと考えます。
エニシ建築設計は、空間全体を把握する総合(意匠)設計という立場から、調整役となり多くのサポートが提供可能です。
また弊社スタッフは、意匠設計に限らず、土木・構造・設備設計のサポートも多く経験しておりますので、経験を活かした調整も可能と自負しております。
これまでの1対1の直線的なやり取りを、円(縁:えにし)とする総合的なサポートを実施し、プロジェクトの成功を支えます。
業務内容
分野を繋ぐ総合調整役として
交通建築設計
交通建築物へのプロセスマネジメント
交通建築のプロとして、プロジェクトのあらゆるステージにおいて
豊富な専門知識と技術をご提供致します。

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- 調査
- 計画地の駅勢圏を考慮した、周辺施設調査・計画建物調査・流動調査や、計画地の敷地現況調査(地質・既存建物など)や、計画地に関するライフライン調査・法規制調査などをサポート。
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- 乗降人員の推移
- 駅を計画する場合の乗降人員の予測をサポート。乗降人員の予測は、過去10年程度の実績値と、駅勢圏内の今後の計画をもとに、駅完成後30年程度先までを予測。
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- 駅規模算定
- 駅・ホームの計画改良には、各施設の規模算定が必要となります。ご指定の基準、または地下鉄ハンドブック・JR各式などに基づいて各施設の規模算定をサポート。
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- レイアウト計画
- 長年の経験に基づく知識により、滞留・蝟集の少ないスペースづくり、シンプルな動線、居住性の高い空間、安全性を高める空間づくりを目標に、計画地にふさわしいレイアウト計画をサポート。
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- 防災計画
- 駅施設において利用者(旅客)の安全確保は重要課題のひとつです。特に特殊事情の多い地下施設では、建築基準法・消防法・運輸基準など、駅施設独自の取り扱い基準を用い、最も有効な空間づくりを提案します。
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- 法条令対応
- 各種申請業務及び関係省庁との調査等をサポート。駅施設では、一般建築物ではない独自の取り扱いや、法令解釈が困難な事例も存在します。多くの課題解決をサポート。
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- デザイン検討
- 居心地の良い空間づくりをサポート。設計業務の各プロセスで必要となるデザインコンテンツや、施工時には使用材料確定に必要なデザインボードなどをサポート。
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- 設計・積算
- 施工サイド任せにしません。長年の経験・知識・技術を駆使し、計画に基づいたレベルの高い設計図書を提供。また、予算計画に必要な拾い・値入れなどの積算業務をサポート。
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- 施工監理
- 設計図書に基づき、施工会社に左右されない堅実な監理をサポート。
駅施設においては、設計段階では想定できない事象も発生します。施主の依頼に応じ、施工時の設計変更も対応可能です。
広域な設計対象のカテゴリー


運転保安施設
- リレー室
- 車両基地
- 変電所
- 換気塔
- 電気室
- 作業所
- 作業員詰所
ホームの附帯施設
- ホーム上家
- ホーム待合所
- 防風壁、防音壁
- 跨線橋
一般建物、保有施設
- 事務所、集合住宅
- ホテル、保養施設、保育園
- 高架下利用建物
- 住宅、ログハウス
駅周辺施設、公共交通施設
- 駐輪場、駐車場、管理室
- 地下歩道
- 通路上家(ペデストリアンデッキほか)
- 交番
駅舎、地下鉄
- 地上駅・地下駅の計画、設計
- バリアフリー化(トイレ、昇降機)